
当初、楽勝かなと思っていたマスタリングに思ったより時間がかかり、ずっとやっていてもきりがないのでようやく先ほど終了しました(させました)。今はアートワークとテスト配信用のショートバージョン作成などをやっています。
さて、このあいだ、このブログの古い日付を見ていたんだけど、最近始めたのが昨年12月、それ以前の記録で最も新しいのは何と2018年の1月。実に7年以上更新されていないという。その間、何をしていたかというと、本当に何もしてないんですよね。もちろん曲は書いてたけど、それでも1年に2曲くらいしかできていない。
まあ簡単に書いていしまうといわゆる「欝」になっていたんですが、振り返ってみてああ、そうだったんだと初めて分かるもんですね。思い返すと理由は複数あり、まあ人生において必要な時期だったのかもしれないけど、今後老いていく身としてその失われた7年というのは非常にもったいなかったなと。
鬱ってよく「落ち込み」とかってイメージするじゃないですか。それもあるけど、しんどいのはそこじゃないんですよね。一番きついのは「いろいろなことに興味がなくなる」ということ。それこそ作ることもそうだし、極端にいうと食べることとか寝ることとか、人との関係とか、もうどうでもよくなってしまう。これが鬱の怖いところだと思う。
なので僕の場合作曲です。ギターとか弾いても本当に何も浮かばないんですよ。じゃらーんって弾いたあとに何も続かない。何も浮かばない。そうなるともうアイデンティティみたいなのが何かわからなくなってきて、ますます何もしなくなるという。もう曲書けないんじゃないかとか、真剣に思っていた。

昨年の今頃にお医者さんに通い始めて、まあ投薬治療ですけど、それでだんだん良くなってきて、いくつか飲んだうちの統合失調症用の薬があるんだけど、どうやらそれが効いたらしい。僕の症状は別に統合失調じゃないんだけど、先生によるとメンタルの治療の場合、薬の感受性というのが人によって全然違うので、合わないものが合うケースがあるとのことだった。あと、酒をやめたのも大きい。
てなことで昨年12月くらいからようやくマシになり、今に至るというところ。今年アルバムを出すけど、この前は7年かかってたのがなんと半年でできてしまったという。自分でも驚いてますが、創作って実はそんなものかもしれない。
まあせっかくよくなったわけだし、なんとかキープして、今後につなげたい。やりたいことや勉強したいこともたくさんあるので、ひとつずつ。
最近は気分を良くするために観葉植物とか香りとか試したりして。あと、意味もなく物欲が激しくなってきて、これは割と困りもんですがw
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