キーボード沼

と言ってもこっちの方です。いやはや、こういう世界があったとは。

僕は音楽制作で使うものはそれなりにこだわりがあるけど、PCまわりはあんまり興味がなくて、まあ作曲ツールがLogicだからとりあえずMac、くらいの感覚です。なので周辺機器もとりあえず純正使っときゃいいか、みたいな感じだったんですけど、Amazonをつらつら見てたらすごく僕好みのPCキーボードがあったので思わず買ってしまった。

Keychronという香港メーカーの「K2 MAX」のSpecial Editionというやつ。元々グレーのキーボードだけど、このモデルだけキーが黒でサイドウッドなんですね。サイドウッドに弱い。

なんで惹かれたのかなと思うと、これはルックスが僕が好きなシンセメーカーである(でも所有はしていない)Sequentialの製品ぽいという事に気づきました。

ちなみにSequentialの製品はこんな感じ。色合いが似てるというだけですがw ちなみにこちらのお値段は45万なり。

てなことで(PCキーボードのほうを)勢いで買ってしまったのですが、なかなかデザイン、使い心地とも良くてすごく気に入っています。キーボードはキータッチが重要というのを何かで読んだことがあるけど、このキーボード、本当に打っていて気持ちがいい。買ったのはメカニカルの赤軸と言うそうですが、静音タイプらしく「スコスコ」という感じなんだけど、決して軽くも重くもなく、しっかりしているというか。昔のMacの拡張キーボードにも似ているかも。あと、これまでJISキーボードだったんだけど、USに変えてすごく打ちやすくなった。USってあまり指を移動させなくて済むんだよね。

しかし改めてメーカーサイトを見るとものすごくマニアック。とにかく飛び交う専門用語がわからない。ロープロとかホットスワップとかダブルショットとかPBTとか・・・バナナ軸ってなんやねんw まあ楽器の世界も似たようなもんだけどさ。

メカニカルキーボードというのはとにかく部品がいろいろ交換できるそうで、さっきの軸とかキャップなんかが交換できて、自分好みの仕様にできるという。この辺はエレキにも似てますね。

旧Macintoshな仕様。分かる人はかなりのおっさんである

専門性が高く、追求しがいのある世界のことを俗に「沼」というけれど(ハマって抜け出せないということを言うんだと思う)、これはまさしくキーボード沼ですね。確かに一度知っちゃうと抜けられないと感じる。しかもこのキークロンというメーカー、キーボードマニアの人たちが作った会社らしく、性能とともにデザイン性が高く、しかも廉価であるところに非常に好感を持ちました。

いざ自分のスタジオにおいてみると黒があんまり合わないことがわかったので、もう少し使ってみて白いレトロタイプのキーキャップに交換しようと思います。キーキャップは本当にいろいろなものが出ていて、レゴブロックみたいで面白いね。

レトロキーキャップ


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です