ギターを再々度リフィニッシュ

ちょっと閑話休題。

ずっと前に僕のストラトのボディやらピックガードやらサーキットを取っ替えしたんですけど、実はどうも気に入らなくて、ちょうどまあアルバムも一段落したってことでボディをペイントしてみることにしました。

ちょうど以前購入した無塗装のボディがあったのでそれを活用。こういうことをやる人はたくさんいるようで、やり方も簡易的なものから本格的なものまでいろいろ。ただ手法が一貫しているのはわかったので、以下の手順で実施。

1. 全体を粗めのペーパーがけ
2. プライマーという目止め塗料で木が塗料を吸い込まないように全体を何回か吹く
3. 再度ペーパーがけで凹凸をなくす
4. 本塗装
5. 乾いたらクリアラッカーを吹く
6.. 完全に乾いたら1000〜2000番くらいで水ペーパーがけ
7. さらに仕上げとしてコンパウンドで磨く

ま、とにかくひたすらスプレーをシューシュー吹いてペーパーでゴシゴシする、という地味極まりない世界です。ネックはノータッチ。

ちなみにもともとはこういう感じ。

今回変える色はいわゆる本家フェンダーにある「ダフネブルー」みたいな感じをちょっとくすませたような青にしたくて、探すとアサヒペン(この手の塗料では老舗らしい)で「スモーキーブルー」というのを発見。

プライマーとかアサヒの特殊な色はホムセンには売ってないので全部アマゾン。やすりとかテープ類だけホムセンで買いました。

で、ペイントのみ最終まで行ったのがコレ。

これはザグリに伝導塗料を塗ったあとですね。全体としてはまあまあ希望の色になったし、塗りも初めてにしてはこんなもんでしょう。本塗装・最後のラッカーは5〜6回吹いてます。ラッカーはツヤなしをセレクト。

このあとサーキット、ブリッジ等を組み込んでボディ終了。

一応最終工程までいった結果がこれ。パーツのくすみ、黄ばみ、ツヤなしラッカーでちょいヴィンテージ風にも見えるし、まあまあきれいにいったと思うんだけど、どうでしょう。パーツ類は以前から持っているものを流用して、セレクターとピックガードのみ新調。

費用は塗料がプライマー2本、ペイント2本で3000円くらい、あとやすりやテープ、部品等などで3000円くらい。まあおっさんの趣味としては妥当ではなかろうか。

こんだけホームセンターにあしげく通ったのは初めてかもしれない。サンドペーパーなんて40番〜2000番くらいまであるんだぞ。もうクラクラするわ。
最近、工具類売り場に行くとわけもなくワクワクするようになった。

で、だ。

実はまだパーツが余っているのである。最初のサンバーストのボディ、そしてメイプルネックが欲しかった時に買ったネック。これを元に何か作れないだろうかってことで思案中。

同じものがもう1本あっても仕方ないし、ちょっと違う視点でもう1本作ってみることにする。


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