こだわりのなさ

僕はあまり「モノ」に対してはこだわりがない。
服は清潔でサイズがあってればそれでいいし、ビールは泡が出ればなんでもいいし、自転車は店頭で適当に選んだものだし、傘はいつも誰かからの借り物だし、腕時計はここ10年くらいしたことないし、車やバイクなんてそもそも持ってない。

さすがに楽器関係はこだわりがあるだろうと思って考えてみたんだけど、これが思ったよりなかった^^ 前にも書いたとおり、今の制作環境なんて20年前とは比べものにならないくらい向上してるので、大抵の楽器の音で満足してしまう。

特定の楽器をやってこなかったこともあるかもしれない。ギターが入り口だったけど、すぐキーボードに移り、歌もベースもやるようになった。興味があるのは「どんな音が出るか」だけで、弾くことそのものに全く興味がない。それは今でも同じ。

ということでヴィンテージ楽器とか言われるものがあんまり良く分からない。

持ってみれば分かるのかもしれないけど、ギター1本にウン十万かける、とかいうのがやっぱり分からない。

というか単にケチなのかな、とも思ったりするけど(つれあいにはそう良く言われる)、満足してるんだからいいじゃないか、というのが結論です。あるいは単に目標値が低いだけかもしれない。←たぶんこっちが正解。

そんな感じにも関わらず、ついつい新しい楽器を買ってしまった^^ 超安モン。

ベースです。フェンダーのJB62Mというモデル。

SONY DSCエレクトリックベースが必要な音楽をやっているわけじゃないのに、なぜ? という感じですが、今持ってないからです^^ 昔、大学時代に先輩に借りていたベースを持っていたのだけど、めでたく返却されたので、なんとなく手持ちぶさたというか。これとエレキとアコギが揃っていると何故か安心するのだ。昔からの癖かも。

これは知っている人がみれば分かると思うけどジャズベースというもので、ベース界においては超スタンダード。ただ、これはスケールが少し短いミディアムスケール。どうも普通のロングスケールというのは弾きにくくて。

ボディも少し小さいのだけど、けっこう体にしっくりきて、なかなかいいですよ。ギター弾きがベース弾くときにもおすすめ。

音はベースに詳しくないのでさっぱり分かりませんが、Logicでコンプとアンプシミュ通して弾いてみた感じでは、、、ブライトで、コシがあります。良くも悪くもフェンダー、って音。ちょっとプル気味に弾くと出る「ビッ」っていう音が気持ちいいです。形が形だけにピックで弾いてもいい感じ。

そんなことで、久々に3ピースな音でも作ろうかな。