次のアルバムへの習作(3)

こういう不気味な路地が京都の魅力。だけど、その価値に気づいてる京都人はとても少ないと思う。続いての習作です。

実はウチの家が今年、町内会長になりまして^^
とはいえ、実際には奥さんがやっていて、僕はお手伝いしてるだけなんですけど、改めて町内を考える機会になっています。

京都というのは町内会の結びつきが強いところらしく(他を知らないのでよく分からないけど)、これはひとえに、木造の住宅が密集した独特の住宅街になっていることもあると思います。少なくはなりましたが、町家がそれこそ軒を連ねているので、火事や地震が起こったら、あっという間に何世帯かが被害に遭ってしまう。それに高齢者世帯も多いし。

だから日頃から町内できちんとコミュニケーションとっておいて、いざというときに助け合いましょう、ということだと思うんです。公のサービスを初めから信用してないのかも。

京都はなんとなく「ひっそり住める」みたいなイメージがあるかもしれませんが、そういう意味でけっこううるさいところです。でもそれはそれでいいことだなと思うようになりましたね。

てなわけで、そういう「ご近所感」みたいなのを音にできないかな、と思って作ったのが以下です。前作に続いてディレイをかけたピアノを使っています。

ちなみにタイトルはうちの町名です。